お客様の自宅についているボンベの中には高圧の液化プロパンガス(LPガス)が入っています。
その液状のガスを気化させて圧力を調整し、コンロの火をつけたり、給湯器でお湯を作ったりしています。
LPガスは液体から気体になると体積が約250倍になります。
また、空気よりも重いので低い場所にとどまる特性があります。
そのため、LPガスのガス漏れ警報機は床に近いところに設置させていただいております。
※都市ガスは空気より軽いため警報機が天井付近に設置してあります。
LPガスは酸性雨の原因となるSOX(硫黄酸化物)の排出量、
地球温暖化の原因とも言われているCO2(二酸化炭素)の
排出量が少ない、地球にやさしいクリーンエネルギーです。
LPガスは都市ガスと比べると熱量が高いので、1㎏でお湯を沸かす力が約2倍あります。
飲食店などでLPガスが選ばれるのはこういった理由があるのかもしれません。
プロパンガスは一般のお家だけではなく、強い火力を必要とする飲食店などでも重宝されます。
地震がおきた際に心配されるのがライフラインの確保だと思いますが、LPガスはお家にボンベを置くので安全の確認ができると使えるようになります。
給湯器は電気が必要となるので停電の時は発電機が必要となりますが、コンロは乾電池があれば使うことができます。
自動車のバッテリーで必要最低限使用できるタイプの給湯器もあります。
また、東日本大震災が発生した際もLPガスは全面復旧が都市ガスと
電力よりも早く復旧した実績もあります。
避難所などでも持ち運びの可能なLPガスが炊き出しなどで大活躍しています。
LPガスはもともと無臭ですが、ガスに臭いをつけてあります。
もし、ガスが出てきていても臭いで気がつくようになっています。
玉ねぎが痛んだ時の臭いに似ています。
LPガスはお家のコンロ、給湯器はもちろん、車や発電機、空調などにも使われています。
あなたの乗るタクシーのトランクにもLPガスのボンベがついています。
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